【平成18年8月15日靖國外宣のご報告】
8月15日、小雨に煙る靖國神社は、朝から大勢の参拝者の波の中に凛として在りました。
私たちが願っていた小泉首相の御参拝も実現し、人々の表情も心なしか浮き立っているように見えました。「つくる会」東京支部の外宣部隊は、島崎支部長はじめ全員が予定通り11時半に第一大鳥居前に集合。口々に「やってくれたね」と首相の御参拝を讃え合い、自然と心も弾み、外宣の準備を整えました。
今年は昨年に続いて2度目ですが、昨年は2000部用意したビラが1時間半で無くなり残念な思いをしたものですから、今年はビラを4000部、「つくる会」本部から戴いた在庫の「史」とチラシを併せて2500部を用意しました。他にも「新しい歴史教科書」16部を有償で配ることにしました。更に新しい試みとして「つくる会」東京支部へのご支援をお願いし募金箱を設置しました。
我々の運動をアッピールするためのスローガンを染め抜いた幟を新たに3本増やし、合計6本の幟をバックにして、有志が提供してくれた折りたたみの会議テーブルに、「史」や「教科書」を積み上げた途端に、多くの参拝者が集まって来てテーブルの周りには人垣ができました。当初の予定は午後1時からの活動開始でしたが、集まった参拝者にせかされるようにしてビラ配りを始めざるを得ませんでした。
この日は昨年より遥かに多い258000人が参拝したとのことですが、ビラを配っていてもその熱気と人の波に圧倒されるようでした。
参拝者は老若男女ほぼ半数と見受けましたが、今年は若い人たちや女性が積極的にビラを受け取ってくれました。受け取りをワケもなく拒否するのは相変わらず老人が圧倒的で、中には胡散臭そうに睨め付ける人もいましたが、差し出したビラの「富田メモ」の文字に惹かれ、わざわざ戻って受け取るような人が何人もいました。
「富田メモ」は時宜に適ったビラだったと思います。
外宣部隊も周りの熱気に煽られ昼飯抜きが気にならないほど入れ込んでいましたが、この様な中で「新しい歴史教科書」はあっという間に売り切れ、「史」も見る見るうちに部数を減らしたので、より多くの人に行き渡るよう一人一冊に制限せざるを得ませんでした。
午後からは藤岡先生が参加してくださいました。
藤岡先生の知名度は想像以上でした。
参拝者が藤岡先生に気がつくと、寄ってきて握手を求める人、親しげに話しかける老人、あるいは緊張しながら自己紹介する若者、黙礼する若い女性。
先生はテーブルの前に陣取り、一人一人にビラを手渡しながらにこやかに「ありがとうございます」と言葉を掛けていました。
「先生、つくる会は先生の始めた会ですから思う存分やりたいようにやってください」
と檄を飛ばした初老の人。
「先生の運動に私たちは助けて貰っています。頑張ってください」
と励ました中年女性。
「お世話になっています」
と頭を下げる親子三人連れ。
募金箱に浄財を入れて一礼して立ち去る人たち。
お金には不自由していると思われる若者が虎の子の千円札を募金してくれる。
全てが今までにない印象的な光景でした。
外宣は五時までの予定でしたが、四時には全てのビラを配り終わり、私たちの活動は終わりました。沢山の人々と言葉を交わし、ビラを手渡しながら、「つくる会」の趣旨が少しでも多くの人々に理解して貰える切掛けになればと念じたものです。
多くの無名の支持者から戴いた貴重な浄財は、晴れ晴れとした気分で靖國に詣でた「かくあれかし」と願う人々に、新たな外宣活動を通して還元していきたいと思っています。
平成18年8月15日の靖國神社は、258000人の国民と250万の英霊が心を交わし再び契りを結んだ、日本再生の場であったと確信しています。
(文責 石原 髟v)